普通の人がFPを取る意味はあるか??
仕事で必要な人は別として、普通の人が何気なく資格取得を目指す場合、最も気になるのは『取って意味があるかどうか』かと思います。
それでは、保険や金融などと全く無関係の普通の人がFP資格取得を目指す場合に取って意味があるかどうか??
結論から言えば、ありですね。
でもそれは教養として。
すぐにお金儲けられるとか考えているとすれば間違いです。
FPの資格を取ったからといって、自分の家の家計が大きく改善されるわけではないし、投資で大儲けできるわけでもないです。
友人に、11/6のアメリカの中間選挙前に国内株・国外株を買い増すべきかどうか聞かれましたが、わかりませんもんね。
資格取得は単なる入り口でしかなく、そこからさらにそれぞれの分野の専門的な知識を得て、経験を積んで、やっと本当にお金に繋げることができると思います。
ここからまた自分の興味のある分野を掘り下げて、勉強を継続していく予定です。
FP取得の勉強時間確保のためにやったこと
仕事もあって家事もあって、子どもと遊ぶ時間や妻との会話の時間、趣味の時間も確保した上で、どうやって勉強時間を確保するか。
育児を妻に任せて勉強するという選択肢は自分には無かったので、夜子どもが寝た後に勉強するしかありません。
最も貴重な資源である時間を生み出すために、以下のことを実施しました。
1. 19時には家にいると決める
仕事は永遠に終わらないので、時間になったら帰りました。その時間までにできる限りの事をしました。
2. 食洗機を購入
毎日、子どもが寝てから自分が寝るまでの貴重な貴重な1時間半の内、20分を皿洗いに費やすのが嫌で仕方ありませんでした。
食洗機の購入によって、その時間を勉強に当てることができ、かつストレスからも解放されました。
3. ドラム式洗濯機に買い替え
同じく貴重な夜の時間を洗濯物を干すことに費やしたくありませんでした。
ドラム式洗濯機によって乾燥までやってくれますし、Panasonicのものは洗剤まで勝手に計量して入れてくれるので、本当に楽になりました。
時間をお金で買いましたが、安い買い物だったと思っています。
FP2級 独学勉強法
まず言っておくと、あまり勉強法とかって好きではないです。
必要な知識が得られるならどんな方法だって別に良いし、こういうテストなんて参考書覚えれば受かります。
ただ日々の仕事や家事、育児で忙しい中ではどうしても効率的に勉強せざるを得ない。
一応、全くの畑違いの人間が3ヶ月でFP3級合格し、その後2ヶ月で2級に合格できたので、誰かの参考になればという思いで書きます。
自分が実践したのは以下の3つです。
1. 参考書をただ読む
夜、子どもが21時半〜22時ぐらいに寝てから1時間程度、参考書を読みました。
休日も昼間は家族で出かけたりで勉強はできないので、基本的には夜のみでした。
週に3日程度、試験1ヶ月前からは週5日くらいは読んだと思います。
2. 参考書の中からキーワードやポイントをEvernoteに転記し、そのポイントを人に解説できるように練習する
よく言われますが、アウトプットすることとインプットすることには相乗効果があります。
自分の場合は、話が少しずつできるようになってきた2歳の息子に語りかけるように、解説していました。
息子も話をすることが楽しいらしく、ふんふんといって聞いてくれました。
3. 試験まで時間の許す限り過去問をやる
試験が近づいてきたら、過去問をやって間違えた部分の参考書を読み直すことをやっていました。
特に大事なのは2.です。
人に説明できるレベルまで自分が理解すること。
それこそが知識を定着させるポイントです。
大体、参考書全般の解説できるな〜と思えれば、もう受かると思います。
何故、仕事を辞めなければいけない女性がいるのか??
会社で、女性社員のキャリアについて考える機会がありそうなので、「何故、仕事を辞めなければいけない女性がいるのか」、事前に考えてみました。
大きく分けて3つの問題があると思います。
1. 社会の問題
まずはどこにも子どもを預けられる場所がなければ、仕事は辞めざるを得ません。女性がという意味ではなく、夫婦のどちらかが家で子どもを見る必要が出てきます。
また、両親が近くに住んでいるケースも全体の中ではおそらくレアケースです。
そうなると保育園の充実、ベビーシッターの制度の整備は必須で、ここに力を入れていかない政治には未来が無いですね。
2. 会社の問題
仮に保育園に子どもを預けられたとしても、働く環境は大事です。
急に休んだり、自分だけ働く時間が短くなることに対して、良く思わない人が多い職場だとかなり辛いでしょうね。
また、特に忙しい職場では、周りはそれほど気にしていなくても自分が後ろめたさを感じてしまうこともあると思います。同じ境遇の人が多い職場ならお互い様と思えても、これまで仕事一筋で働いてきた人ばかりの職場では、自分ばかり迷惑をかけて…という思考になってしまうのもよくわかります。
世の中も段々と変わってきているはずなので、育児なり介護なりみんなが何かを抱えながら働いていることが普通になると思います。
会社に来て座っている時間=労働と考えずに、成果・価値を生み出すことをきちんと評価してくれるようにして、かつ在宅やリモートで働けるような制度、社内インフラの整備が必要だと考えます。
3. 家庭の問題
仕事より育児の方が大変です。
仕事を人並みにこなした上でワンオペ育児は、もはや人の限界を超えています。
ワンオペ育児の要因は、①旦那がやりたくてもできない(仕事が忙し過ぎる)、②旦那がやろうとしていない、のどちらかだと思います。
①の場合は2. 会社の問題に繋がりますね。②の場合はどうしようもないかもしれません。旦那が自ら考え方を変えない限り、家庭に居場所のない寂しい人生になってしまいそうです。
ザクッと「何故、仕事を辞めなければいけない女性がいるのか?」について考えてみました。また思いついたら追記しようと思います。
保育参加を通して感じたこと
先日、保育参加してきました。
朝からお昼寝するまで園児達と一緒に遊んだり、お出かけしたりして、とても素敵な時間を過ごせました。
保育園側にとってみれば大変な面も多いでしょうが、普段の送り迎えだけではわからない子どもや先生のことを知る、有意義なイベントだと思います。
加えて1点、感じたことがありました。
それは「働くとは、誰かに価値を提供することである」ということです。
普段、会社のオフィスでパソコンと向かい合って仕事をしている身としては、パソコンで資料を作ったりすることが仕事だと誤認識しそうになることがあります。
そういった環境と全く違い、子ども達に保育をしている先生達の姿。これももちろん仕事です。
全然違うように見えてどちらも仕事。
その本質とは、やはり誰かに何か(価値)提供して、喜んでもらうことであり、その対価として報酬を得ているのだなぁと再認識しました。
保育の観点と仕事の観点、二つの観点から色々と考えることができた、とても意味のあるイベントでした。