人類の歴史から考える男女の役割分担の境界の曖昧化
平成も終わるというのに、まだまだ男性は仕事、女性は家庭みたいな昭和的な価値観は残っています。
男女平等に関して世界の中で日本はかなり遅れており、海外メディアでもひどい書かれようで、見ていて悲しくなります。
それでも少しずつ日本も変わってきているなと思います。
何故、昔から男女の役割分担があったか。近年、それがなぜ変わってきているか。
考えてみると、それは仕事(= 収入を得る手段)の内容が変わってきたからだと思いました。
狩猟の時代、仕事は狩りであり身体的に考えて男性の方が向いていたでしょう。
肉体労働の時代、同じ理由で仕事は男性向きだったと思われます。
そして現代、身体ではなく頭を使う仕事が多くあり、女性がたくさん活躍しています。
結局、これまでの仕事が肉体を使うものであったが故に男性が優位であっただけで、仕事の内容が変化しているにも関わらず、昔のイメージまま止まっているのではないか?
頭を使う仕事に関しては、得手不得手はあるにせよ、男女どちらの能力も同じで、その境界は曖昧になってきているのではないか?
たいそうなタイトルをつけてしまいましたが、昔々に思いを巡らせてみて、そんなことを感じました。
仕事の海に溺れないように
最近仕事が忙しく、立ち止まっていると仕事の海に溺れてしまう感覚に陥っています。
まるでダイラタンシー流体の上で走っているかのような感じです。
(ダイラタンシー流体についてはコチラ↓)
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/spv/1401/13/news007.html
自分は忙しい時でも「子どもと触れ合える時間には家に帰ると決めること」が大切なことだと考えています。
理由は以下2点です。
・精神を健全に保つことができる
・仕事の無駄を削ぎ落とし、洗練された働き方をせざるを得なくなり、さらなる生産性の向上が図れる
長い長い仕事人生の中で短期的な爆発力で勝負するのではなく、心と身体を健全に保って限られた時間で成果を出し、長く社会に貢献して、価値を生み出し続けることを目指す方が、家族や会社や社会全体にとってハッピーなことだと思っています。
無理しない範囲で、でも足の回転をできる限り早くして溺れないように、しばらくは走り続けます。
(無理な時はもちろん無理って言います。)
パパは仕事で子どもになかなか会えない社会
テレビのインタビューなどで、「平日、ほとんど子どもたちに会えなくて、子どもたちには寂しい想いをさせてしまっている。」という人が結構います。
会社もしくは仕事という悪者のせいでパパは毎日遅いけど、しょうがないよねと家族全員がその状況を受け入れている構図。
パパ自身も家族とたくさんの時間を過ごしたいのに、誰か・何かのせいでできない、自分の力ではどうしようもできない。
これってとても不幸なことだなと思いました。
多くの人が子どもたちともっと遊んであげたいと思いつつも、みんながそれを我慢し合う社会ですよね。
もちろん色々な仕事があるので、そんなこと不可能だと言われるような職場もあるとは思いますが、我慢し合うのではなく、それぞれがサポートし合うことによってみんなの願望が叶えられる社会であってほしいと思っています。
まずは仕事の取引先でも飲食店の店員さんでも、誰しもがビジネスパーソンであると同時にどこかの家族の一員であり、それを尊重するという、『他者への想像力』を持つことが必要ですかね。
一方的に要求するのではなく、お互い家族との時間を大事できるように、一緒に効率的に進めましょうよって仕事ができるといいですね。
ちょっと理想論的ですが、テレビを見ていて悲しくなったので、書いてみました。
普通の人がFPを取る意味はあるか??
仕事で必要な人は別として、普通の人が何気なく資格取得を目指す場合、最も気になるのは『取って意味があるかどうか』かと思います。
それでは、保険や金融などと全く無関係の普通の人がFP資格取得を目指す場合に取って意味があるかどうか??
結論から言えば、ありですね。
でもそれは教養として。
すぐにお金儲けられるとか考えているとすれば間違いです。
FPの資格を取ったからといって、自分の家の家計が大きく改善されるわけではないし、投資で大儲けできるわけでもないです。
友人に、11/6のアメリカの中間選挙前に国内株・国外株を買い増すべきかどうか聞かれましたが、わかりませんもんね。
資格取得は単なる入り口でしかなく、そこからさらにそれぞれの分野の専門的な知識を得て、経験を積んで、やっと本当にお金に繋げることができると思います。
ここからまた自分の興味のある分野を掘り下げて、勉強を継続していく予定です。
FP取得の勉強時間確保のためにやったこと
仕事もあって家事もあって、子どもと遊ぶ時間や妻との会話の時間、趣味の時間も確保した上で、どうやって勉強時間を確保するか。
育児を妻に任せて勉強するという選択肢は自分には無かったので、夜子どもが寝た後に勉強するしかありません。
最も貴重な資源である時間を生み出すために、以下のことを実施しました。
1. 19時には家にいると決める
仕事は永遠に終わらないので、時間になったら帰りました。その時間までにできる限りの事をしました。
2. 食洗機を購入
毎日、子どもが寝てから自分が寝るまでの貴重な貴重な1時間半の内、20分を皿洗いに費やすのが嫌で仕方ありませんでした。
食洗機の購入によって、その時間を勉強に当てることができ、かつストレスからも解放されました。
3. ドラム式洗濯機に買い替え
同じく貴重な夜の時間を洗濯物を干すことに費やしたくありませんでした。
ドラム式洗濯機によって乾燥までやってくれますし、Panasonicのものは洗剤まで勝手に計量して入れてくれるので、本当に楽になりました。
時間をお金で買いましたが、安い買い物だったと思っています。
FP2級 独学勉強法
まず言っておくと、あまり勉強法とかって好きではないです。
必要な知識が得られるならどんな方法だって別に良いし、こういうテストなんて参考書覚えれば受かります。
ただ日々の仕事や家事、育児で忙しい中ではどうしても効率的に勉強せざるを得ない。
一応、全くの畑違いの人間が3ヶ月でFP3級合格し、その後2ヶ月で2級に合格できたので、誰かの参考になればという思いで書きます。
自分が実践したのは以下の3つです。
1. 参考書をただ読む
夜、子どもが21時半〜22時ぐらいに寝てから1時間程度、参考書を読みました。
休日も昼間は家族で出かけたりで勉強はできないので、基本的には夜のみでした。
週に3日程度、試験1ヶ月前からは週5日くらいは読んだと思います。
2. 参考書の中からキーワードやポイントをEvernoteに転記し、そのポイントを人に解説できるように練習する
よく言われますが、アウトプットすることとインプットすることには相乗効果があります。
自分の場合は、話が少しずつできるようになってきた2歳の息子に語りかけるように、解説していました。
息子も話をすることが楽しいらしく、ふんふんといって聞いてくれました。
3. 試験まで時間の許す限り過去問をやる
試験が近づいてきたら、過去問をやって間違えた部分の参考書を読み直すことをやっていました。
特に大事なのは2.です。
人に説明できるレベルまで自分が理解すること。
それこそが知識を定着させるポイントです。
大体、参考書全般の解説できるな〜と思えれば、もう受かると思います。